落語の演目

幽霊の鑑札ゆうれいのかんさつ

滑稽噺幽霊若旦那

やきもちで幽霊になろうとした女が、地獄で鑑札を断られる話。

あらすじ

一八という男が、地獄で偶然、なじみだった旦那の御新造に出会いました。「旦那は御新造さんが亡くなったあと、柳橋の芸者を引き入れて、朝から仲良くやっていますよ」と伝えます。

これを聞いた御新造は激しくやきもちを焼きました。成仏せずに幽霊となって旦那とその女の前に現れ、仕返しをしてやろうと心に決めます。

そこで地獄の警視庁に出頭し、幽霊の鑑札を申請しましたが、御新造の品位があまりにひどいという理由で却下されてしまいました。

それでもなお食い下がる御新造に、係の者はこう告げました。「幽霊よりも化け物の鑑札がよろしかろう」

成立と背景

本来はマクラで使う小咄ですが、独立した一席物としての速記も残っています。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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