極道のバイト達ごくどうのばいとたち
組員をアルバイトで集めた事務所を舞台に、今どきの働き方の感覚とやくざの流儀のずれを描いた新作落語。
あらすじ
ある組の事務所に、本家から兄貴分の男が訪ねてくる。応対に出た若い衆の言葉遣いがなっていないので教育の様子を尋ねると、その若い衆はアルバイトとして雇った者で、正式な組員は二人のみだと聞かされる。
厳しく教育するよう言っても、部下は今どきの若者に強く注意するとすぐ辞めてしまうと答える。アルバイトの一人は来週の試験のために休みを願い出て、兄貴分をあきれさせる。
そこへ敵対する組に襲われたという知らせが入り、組長が出動を呼びかけるが、アルバイト達はすでに勤務を終えたことを気にする。組長は残業代を出す約束をして一同を連れ出し、その間、兄貴分は事務所の留守番と、新たに応募してきた高校生の面接を任される。
面接に来た高校生は、映画などで見た印象と現実を混同していて、やくざの実情を聞かされると、別の仕事に変えてはどうかと勧め、アルバイト情報誌に兄貴分の求人を載せようかと持ちかける。
高校生が兄貴分に「それじゃあ、これでカタギのバイトを見つけま」と持ちかけるところで、あらすじが途切れている。
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- 歴史的音源(れきおん)
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- 歴史的音源(自宅で聴ける分だけ)
上の検索を、インターネット公開されている音源だけに絞ったものです。
落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『古典・新作 落語事典』瀧口雅仁、丸善出版、2016年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

