祗園祭ぎおんまつり
別題: 東男、京見物、祇園会、およく
京都に残った江戸の男が、祇園祭の日に京都自慢をする相手と江戸と京都を比べ合う噺。
あらすじ
伊勢参りを終えた江戸の男三人のうち、二人は路銀を使い果たして先に江戸へ帰り、京都に叔父のいる一人だけが残る。祇園祭の当日、その男は茶屋で酒を飲んでいるうちに、居合わせた男と江戸と京都の自慢話をはじめる。
居合わせた男は伏見の酒や京の街並み、祇園祭のことを次々に持ち出し、都だからすべてが日本一だと言い張って、江戸のことまで悪く言う。聞いていた江戸の男は我慢できなくなり、今度は京都のよくないところを挙げて言い返す。
話は江戸と京都の祭りのどちらが優れているかという言い合いに発展する。御所の砂利に病を治す力があるという相手に対し、江戸の男は江戸城の砂利を持ち出して張り合う。
御所の砂利には病を治す力があると自慢されると、江戸の男は「江戸城の砂利を掴んでみろ」と返し、触れれば「首が落ちらあ」と応じる。
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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『古典・新作 落語事典』瀧口雅仁、丸善出版、2016年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

