落語の演目

麻のれんあさのれん

滑稽噺夏の噺按摩見栄意地の張り合い

見栄と意地から人の手を借りず、暗がりで蚊帳と暖簾を取り違えて蚊に苦しめられる按摩の話。

あらすじ

出入り先の家に呼ばれて療治をしていた按摩が、夜が更けたのでその家に泊まることになる。離れの座敷には夏向けの上等な蚊帳まで用意されるが、女中に部屋まで案内されるのを見栄と強情から断り、一人で歩いて向かう。

部屋に入った按摩は、入口にかかっていた麻の暖簾を蚊帳と思い込み、それをまくった場所にそのまま座り込んでしまう。布団も見当たらず文句を言っているうちに蚊の大群に襲われ、一晩中眠れないまま体中を刺されてしまう。

後日再び同じ家に呼ばれ、前回の失敗を話すと、主人は女中を叱り、今度こそ案内させようとする。しかし按摩はまた一人で向かい、女中が気を利かせて外しておいた暖簾に気づかず、手探りで蚊帳を暖簾だと思い込んでまくり、結局蚊帳の外に出てしまう。

暖簾がないことに気づかないまま、按摩は手探りで蚊帳を暖簾だと思い込んでまくり、蚊帳の外に出てしまうところで終わる。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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