落語の演目

大名道具だいみょうどうぐ

滑稽噺武家噺艶笑噺殿様願かけ

殿様が起こした願かけがもとで、家来たちの身に思わぬ災難が次々とふりかかっていく艶笑噺。

あらすじ

生まれつき自分の体の一部が小さいことを気にしていた殿様が、それを大きくしてもらおうと、ある神様に願をかける。ところが祭られている御神体がその部分を大きくかたどった形をしていたため、それを見た殿様は思わず腹を立て、槍で突いてしまう。

怒った神様は仕返しとして、家来三千人分の同じ部分を奪ってしまう。困った家来たちが祈祷をすると、三千人分がまとめて米俵に入って返ってくる。ところが殿様は、家中で一番立派なものを持っていた槍持ちの家来・可内の分を自分のものにしてしまう。

残りの家来たちが順に自分の分を取っていき、最後に可内の番になると、もう殿様のもともとの小さいものしか残っていない。仕方なくそれを自分のものにする。その日から殿様は上機嫌になり、幾日も休まず過ごしていると、可内が疲労で倒れたという知らせが届く。

「槍持ちの可内が腎虚で倒れました」という知らせで結ばれる。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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