落語の演目

結びの神むすびのかみ

艶笑噺名前見立て願かけ

別題: 出雲の神様

生き物の繁殖の時期を決める神が、人間だけ投げ出す話。

あらすじ

出雲に祭られる神様は、男女の縁を結ぶだけでなく、この世のあらゆる生き物が子を生す時期も取り仕切っていたといいます。ネコやイヌをはじめ、いろいろな生き物が神様のもとを訪れ、いつごろ相手を求めればよいかを尋ねました。

神様はネコには春先、イヌには春の盛りというように、それぞれ時期を割り振っていきました。すると、年に一度と決められた生き物たちから、年に二度も三度も機会のある仲間と比べて不公平だという声があがり、大きな騒ぎになります。

そこへ人間が「手前どもはいつにいたしますか」と加わりました。言い争いにすっかり手を焼いていた神様は「なに人間か、どうとも勝手にいたせ」と言い放ちます。こうして人間だけは時期を定められず、一年じゅういつでもよいことになりました。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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