落語の演目

町内の若い衆ちょうないのわかいしゅう

滑稽噺艶笑噺長屋夫婦間男

知人の家で聞いた女房の受け答えを、自分の家でも言わせようとして空回りする滑稽噺。

あらすじ

ある男が知人の家を訪ねると、あるじは留守で女房だけがいた。話していると奥から普請の音がするので、「ご主人は働き者ですね」と褒めると、女房は自分の亭主の働きではなく、町内の若い衆が寄ってこしらえてくれたようなものだと答える。

感心した男は家に帰って女房にその話をし、同じことを言えるかと尋ねると、それなら先に家を建て増ししてみろと言い返されてしまう。困った男は表で会った兄貴分に、家の何かを褒めてもらい、女房がどう返すか聞いてきてほしいと頼む。

頼まれた兄貴分が男の家を訪ねてみるが、褒められそうなものが何も見当たらず困ってしまう。ふと女房の腹が大きいことに気づき、この不景気のさなかに子どもをこしらえるとは亭主は働き者だと声をかけると、女房は前と同じ台詞を返してくる。

女房は「町内の若い衆が寄ってたかってこしらえてくれたようなものよ」と、身ごもったことにかけて前と同じ言葉を返す。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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