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講談の演目

牡丹燈記ぼたんとうき

怪談物一席物幽霊化け物浪人

牡丹の燈籠を提げた美女に通われた男が、その正体を知らされてもなお引き寄せられていく怪談。

一席物(一話で完結する話)。系統は怪談物(幽霊や化け物が出る話。)

あらすじ

中国が元と呼ばれた時代のこと。鎮明嶺という町の喬生という青年は、妻に先立たれて寂しく暮らしていた。家々が燈籠をともす夜、牡丹の燈籠を提げた女中を連れた美女と出会う。月湖から来た麗卿という女で、二人はやがて結ばれる。

毎晩通ってくる麗卿だが、隣に住む易者の張老人が喬生の相を見ると、顔には邪気が満ち、昨晩のぞいたときには骸骨が喬生に抱きついていたという。幽霊が生気を奪っており、このままでは命を取られると忠告される。喬生が月湖の湖心寺を訪ねると、麗卿と記された棺、壁に掛かる牡丹の燈籠、金蓮と名のある人形があった。

言われたとおり魏法師から魔除けの札をもらい、門口と寝床に貼ると麗卿は現れなくなる。しかし春の夕暮れ、酒に酔って歩くうちに月湖まで来てしまい、現れた麗卿についていく。帰らない喬生を案じた張老人が探すと、湖心寺で骸骨を抱いて息絶えた喬生が見つかった。

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講談は演者によって筋や読み方の細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 講談事典瀧口雅仁丸善出版2023年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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