落語の演目

綿医者わたいしゃ

滑稽噺病気医者

腹痛を訴えた男が内臓をすべて綿と入れ替えられ、思わぬ形で体の中が燃え出す滑稽噺。

あらすじ

強い腹痛を訴える男が医者にかかると、内臓がすっかり傷んでいるというので、手術によって内臓をすべて取り出すことになった。空になった体の中を洗い清めたあと、代わりの内臓が用意できなかったため、ひとまず綿を詰めておくことにした。

すると不思議なことにそれで体が治ってしまい、何を食べても飲んでも構わないと言われたので、男は好物の酒を飲み、続けて煙管で煙草を吸い始めた。勢いよく煙草を吸い込んだ拍子に火のついた灰を飲み込んでしまい、体に染み込んでいた酒気に引火して体の中が燃え出してしまう。慌てて水を飲むと火は消え、男はほっと一息ついた。

何ごとかと問われた男が、「胸が焼けたんだ」と答える。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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