養生ようじょう
全快した患者に酒と女を控えると言われ、医者と女房が困る話。
あらすじ
重い病気が治った男が、医者にお礼を言いに来ました。「先生、もう何を食べてもよろしいですか」「差し支えありませんが、当分は控えめになさい」
男は続けて言います。「それから酒と女はからだに良くないと言いますから、これも当分慎みます」医者はそばにいる男の女房をちらりと見ました。「いやもう、少しならよろしいので」
女房は不服そうに口を挟みました。「いえ先生、もう半年ぐらいは慎みますよ」女房はさらに、夫にこう言い聞かせました。「あなた、先生のお言葉どおりになさらないと全快しませんよ」
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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『増補 落語事典』東大落語会 編、青蛙房、1979年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

