落語の演目

笑い茸わらいたけ

滑稽噺長屋三遊亭圓朝の作女房

一度も笑ったことのない男が笑い茸を飲んだことをきっかけに、笑いを抑えられなくなっていく滑稽噺。

あらすじ

仏頂面で一度も笑ったことのない男を心配した女房が、医者のところへ相談に出かけた。くすぐっても怒られてしまい、寄席に連れて行っても笑わないのだと話すと、医者は笑い茸という薬を渡し、酒に浸して飲ませるよう勧めた。

言われた通りに飲ませると、男は次第に声を上げて笑うようになり、しまいには笑いを抑えられないほどになった。笑う門には福が来ると言うように、夫婦の家には次第に金が集まるようになり、みるみるうちに大変な金持ちになった。

すると周りの者まで釣られて笑うようになり、空の上からもお日様や星までもが笑う声が響いてくるようになった。あちこちから聞こえてくるにぎやかな笑い声に誘われて、金までもがその方角へ近寄ってこようとする様子を見せ始めた。

金が声に引き寄せられようとするのを見て、男は「行くには及ばない。あれはソラ笑いだ」と止める。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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