落語の演目

辰巳の辻占たつみのつじうら

滑稽噺戦時中の禁演落語上方落語が原話心中占い深川

別題: 辻占、辻占茶屋

馴染みの女の本心を確かめようと、伯父の助言で心中を持ちかけてみる男を描いた滑稽噺。

あらすじ

遊びに夢中な男が、深く馴染んでいる女から金の無心をされたと打ち明け、困って伯父のもとへ相談に行く。伯父は、女が本当に自分を思っているかどうかを確かめるため、心中を持ちかけて相手の出方を試してみるよう助言する。

男が女の店を訪ねて待つ間に、辻占入りの菓子を見つけて占いを読むが、恋の行方を占う文句はどれも冷めた内容ばかりだった。女が現れて金の話を切り出すと、男は伯父に言われた通りに心中を持ちかけ、女は渋々ながら承知する。

二人で川辺まで来たが、女はなかなか飛び込もうとせず、少し離れた場所から近くの石を自分の身代わりに投げ入れる。物音を聞いた男は女が身を投げたと思い込み、自分も死のうとするが命が惜しくなり、自分も石を投げて逃げ出す。

茶屋の前でばったり出くわした二人は、互いに死なずに済んでいたことに気づき、女が「あらまあ、お久しぶり」と声をかける。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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