西瓜売りすいかうり
別題: 穴門の西瓜
西瓜の当たり外れを易者に見てもらい、当てが外れる話。
あらすじ
南御堂の穴門で西瓜を買おうとした男が、はずれを引きたくないばかりに、当たりのよい西瓜を選んでもらおうと、易者である八卦見のもとをわざわざ訪ねました。
易者は「西瓜は水火というから、水と火だな」と言い、水相と火相を占って良い西瓜を選び出しました。ところが男が家に帰ってその西瓜を切ってみると、中身はよいものではありませんでした。
がっかりした男はこう言いました。「それやったら家相で見たらよかった」
成立と背景
穴門とは、築地や石垣などを切り開いて造った低い門のことです。南御堂の穴門は明治のころまで涼み所として親しまれ、そこで売られる西瓜も評判がよく、この噺は別名を「穴門の西瓜」ともいいます。
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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『増補 落語事典』東大落語会 編、青蛙房、1979年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

