落語の演目

狸の鯉たぬきのこい

滑稽噺長屋八五郎動物が化ける

助けてもらった礼にタヌキに鯉の姿へ化けてもらった男が、料理の場で慌てふためく様子を描く滑稽噺。

あらすじ

男は以前助けたタヌキから恩返しを受け、今度は鯉の姿に化けてもらうことを思いつく。化けさせた鯉を桶に入れて持ち出すと、日頃から何かと世話になっている親分のところへ、機嫌伺いがてら手土産として届けに出向いた。

届けられた鯉を見た親分はさっそく鯉こくにしようと考え、出入りの魚屋を呼んで調理をさせることにした。庖丁を入れられそうになった瞬間、タヌキは我に返って魚屋を引っ掻いて暴れ出し、そばに積んであった薪をつたって外へ逃げてしまった。

逃げた出来事を指して「あれがコイの薪のぼりでございます」と、鯉が滝を登るという言い伝えに掛けた洒落で結ぶ。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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