落語の演目

気の長短きのちょうたん

滑稽噺長屋菓子火事

別題: 長短

気の長い男と気の短い男が言葉のやり取りをする噺。急を要する知らせを遠回しに伝えようとして一悶着起きる。

あらすじ

気性が正反対ながら仲の良い二人がいる。のんびり者の男が、気の短いもう一方の家を訪ねて世間話をはじめるが、話し方があまりにゆっくりとしていて、なかなか本題に入らない。

出された菓子をいつまでも噛んでいたり、煙草に火をつけるのに手間取ったりする様子に、気の短い方は苛立ちを募らせる。見かねて、素早く煙草を吸って灰を落とす手本を見せる。

のんびり者の男は、そんなに気が短いと人から物を教わるのも嫌いだろうと言いながらも、頼み込まれてようやく話しはじめる。ところがその内容は、なかなか核心にたどり着かない。

実は、さきほど勢いよく落とした煙草の火種が灰皿に入らず、相手の袖に入り込んで燃えていると告げられる。あわてて火を消した相手が「馬鹿野郎、早く言え」と怒ると、のんびり者は「そんなに怒るから言いたくなかった」と返す。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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