落語の演目

権助提灯ごんすけちょうちん

滑稽噺冬の噺戦時中の禁演落語奉公人

本妻と妾がそれぞれ相手を気づかって譲り合ううちに、間を行き来させられる飯炊きの奉公人が振り回される。

あらすじ

妾を持つ大家の旦那のもとで、本妻も妾もどちらも物分かりがよく、互いに相手を立てながら穏やかに暮らしていた。ある風の強い晩、本妻が火の元を案じて、今夜は妾の家で休んではどうかと勧めたので、旦那は飯炊きの権助に提灯を持たせ、妾の家へ向かうことにする。

ところが妾の家では、本妻のせっかくの心遣いに甘えて泊まってしまっては物を知らないと言われかねないと考え、旦那を家に上げずにそのまま帰してしまう。話を聞いた本妻は感心し、それなら変わったことがあっては示しがつかないと、今度は自分から旦那を外に出し、権助に再び提灯を持たせて妾の家へ向かわせる。

妾の家でまた同じように断られ、権助に「提灯をつけな」と言いつけると、「それには及ばねえ、夜が明けた」と返ってくる。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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