落語の演目

碁どろごどろ

滑稽噺将棋と碁泥棒上方落語が原話

碁に夢中な二人の旦那衆が煙草の火の始末で苦情を受けるうち、大泥棒までもが碁盤に引き込まれてしまう。

あらすじ

碁好きの二人の旦那が家で碁を打つたびに、夢中になって煙草の火を畳に落として焦がしてしまうので、家の者から苦情が出る。二人は場所を変えたり、対局中は煙草をやめて一局終えてから存分に喫もうと約束したりする。

ところが実際に打ち始めると約束はすっかり忘れられ、二人は煙草盆を持ってくるよう言いつける始末である。女房は仕方なく、赤い実の中身を煙草の代わりに用意させて女中に運ばせるが、対局に夢中の二人はまるで気づく様子がない。

そこへ現れたのが、二人にも増して碁に目がない泥棒である。大きな風呂敷包みを背負って忍び込んだところに、パチリパチリという碁石の音が聞こえてきたので、つい足を止めて対局をのぞき込んでしまう。しまいには盤面を見ながら口出しをはじめる始末である。

盤に見入って口を挟む相手に「見掛けない人だが、大きな荷物を背負って、お前さんは一体誰だい」と尋ねると、「泥棒です」と答えが返り、「泥棒さん、よくおいでだね」と迎え入れてしまう。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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