不孝者ふこうもの
別題: 茶屋迎い
遊び先から帰らない息子を迎えに、下男の格好で出向いた父親が、思いがけず昔なじみの女性と再会し、我を忘れてしまう。
あらすじ
遊びに出たまま帰ってこない若旦那を迎えに、大旦那は下男の清蔵の着物を借りて頬かむりをし、若旦那の行った先を訪ねる。まだ遊び足りない若旦那は、清蔵が迎えに来たのだと思い込み、下男姿の父親を階下の空き部屋で待たせておくことにする。
すると、部屋を間違えた芸者が下男姿の大旦那が待つ部屋に入って来る。それは大旦那が昔世話をしていた女で、二人は思い出話や別れてからの互いの話に花を咲かせるうちに、すっかり昔の情がよみがえる。大旦那は芸者の肩に手をかけ、そっと引き寄せようとする。
ちょうどそのとき「若旦那がお帰りですよ」と声がかかり、芸者は大旦那に「親不孝者め」と言う。
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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『古典・新作 落語事典』瀧口雅仁、丸善出版、2016年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

