落語の演目

隠れ簑かくれみの

艶笑噺親子

別題: 宙のり

姿を消す薬を塗って恋人の家に忍び込んだ若者が、思わぬところで見つかる話。

あらすじ

昔、かくれみの、かくれ笠という薬があり、全身に塗ると人の目には見えなくなったといいます。

ある若者に思う相手ができましたが、相手の父親がやかましく、いつも階下にいて二階の娘に会わせてくれません。そこで若者はこの薬を手に入れ、全身に塗って夜のうちに忍び込み、はしご段を上がりました。

みしみしという音で父親は目を覚ましましたが、何も見えません。気のせいかと思ってまた眠ります。若者は娘の部屋で思いを遂げ、帰りにまたみしみしと音を立てました。

目を覚ました父親が言います。「おや、セガレが宙のりをしている」。

成立と背景

帰りに一か所だけ見えたのは、そこの薬がはがれていたからという仕立てです。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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