落語の演目

あたま山あたまやま

滑稽噺春の噺長屋花見釣り

けちな男が食べたさくらんぼの種から頭に木が生え、見物人に悩まされて木を抜くと穴に水がたまり、最後は自分の頭の池に身を投げる。

あらすじ

花見に出かけた男が、酒も食べ物も買わずに歩き、道に落ちていたさくらんぼを拾って食べただけで帰ってくる。すると頭の上から桜の芽が出てきて、みるみる大木に育ってしまう。

頭の上の桜が満開になると、大勢の人が花見に押しかけ、茶店まで出て賑やかになる。男はそれを嫌がり、頭の木を引き抜いてしまうが、根が深く張っていたため、抜いた跡に大きな穴が残ってしまう。

夕立の後、その穴に雨水がたまる。水を捨てずにいるとボウフラが湧き、やがて魚も棲みつくようになり、釣り人が大勢集まって騒がしくなる。困り果てた男は、最後に自分の頭の池へ身を投げてしまう。

頭にできた池に釣り人まで集まる騒ぎに耐えかね、男が自分の頭の池に身を投げてしまうところで終わる。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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