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講談の演目

奴の小万やっこのこまん

侠客物連続物女の活躍剣術義理人情侠客上方

別題: 浪花女侠伝、浪花の女侠客・奴の小万

乳母から柔術を習った大坂の商家の娘が、ならず者を川へ投げ込み、女侠客として名を上げる一席。

連続物(何席にもわたって続く長い話)。系統は侠客物(人入れ稼業・元締めの話。)

あらすじ

大坂長堀の伊丹屋佐助の娘・小まんが、ある日、乳母のおまさと出かけると、掏摸が小まんの財布を抜き取る。柔術に長けたおまさが泥棒を捕らえて取り押さえた。小まんは乳母から柔術を習い、みるみる上達する。

ある年の正月、天満宮へ参詣した帰り道で、蜘蛛の伊三郎と鯰の長太というならず者が、わざとぶつかってこようとする。小まんは体をかわして二人を川へ投げ込む。

夜桜見物に出ると先日の伊三郎が現れ、三好屋四郎右衛門という親分が仲裁に入る。翌日、礼に行った小まんは身内に加えてほしいと頼む。親分は養女として預かることにし、小まんは「奴の小万」と呼ばれる女侠客として名を馳せる。

成立と背景

大坂を舞台にした話。この後には、小まんが木津の勘助・違袖の音吉・放駒の長吉といった兄弟分のなかから婿を選び、濡髪長五郎と夫婦になる展開が続く。

この演目を調べる・聴く

講談は演者によって筋や読み方の細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 講談事典瀧口雅仁丸善出版2023年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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