落語の演目

城木屋しろきや

滑稽噺戦時中の禁演落語お裁き言い立て東海道

別題: 白木屋

番頭が想いを寄せる主人の娘を手にかけようとして捕らえられ、東海道の地名を連ねた言い立てで白状する噺。

あらすじ

ある商家の娘は界隈でも評判の美人で、その店の番頭は娘に恋文を送るが、つれない返事しかもらえない。思い詰めた番頭は、娘を手にかけたうえで自分も命を絶とうと夜中に寝間へ忍び込むが、土壇場でしくじってしまい、企ては未遂に終わる。

そのとき番頭が落としていった持ち物から足がつき、番頭は捕らえられて奉行の取り調べを受ける。番頭は自分のしたことを白状するにあたり、東海道の宿場の名を次々に読み込みながら、娘への思いの深さを語っていく。

奉行が「その方の生国は」と尋ねると、番頭は「駿河」と答え、奉行が「府中(不忠)ものめ」と地名にかけた言葉で咎めてサゲる。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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