落語の演目

清正公酒屋せいしょうこうさかや

滑稽噺勘当心中菓子

仲の悪い両家の子である清七とお仲が心中を図るが、信心する神が現れて片方だけを助けようとする滑稽噺。

あらすじ

酒屋の若旦那の清七と、真向かいにある饅頭屋の娘のお仲がいい仲になる。ところが両家は昔から仲が悪く、清七の父は付き合いをやめないなら勘当だと告げ、清七は聞き入れないため親類の家に預けられてしまう。お仲も同様に親類預けとなる。

離れて暮らすお仲は、店の女中と酒屋の小僧に頼み、清七のもとへそっと手紙を届けさせる。手紙を受け取った清七は人目を避けてお仲のところへ足を運び、二人はこの先ずっと添い遂げられないのなら、いっそ一緒に命を絶とうと決意を固め合う。

お仲が念仏を唱えて海に身を投げ、清七も続こうとしたところへ「待て、早まるな」という声がかかる。日ごろ信心している神が姿を現し、お仲を助けてほしいと頼むが、お仲は自分にとって縁のある饅頭屋の娘だから助けられないと告げられる。

清七が助けを求めると、神は「お仲は俺の敵の饅頭屋の娘だ」と答えて断る。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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