開帳の雪隠かいちょうのせっちん
回向院そばの菓子屋の老夫婦が、開帳で賑わう人出を当て込んで貸し便所を始める滑稽噺。
あらすじ
回向院の近くで老夫婦が小さな菓子屋を営んでいるが、開帳で人出があっても、客は店の便所を借りるだけで菓子は買っていかない。そこで便所の貸し出しを八文で始めると、これが当たって儲かるようになる。
数日後、近くに立派な貸し便所を構えた商売敵が現れたため、再び客足が遠のいてしまう。翌日、亭主が弁当を持って出かけると、まもなく店に客が戻ってきて忙しくなる。
夕方に疲れた様子で帰ってきた亭主に、女房が留守中に忙しくなった訳を尋ねると、「向こうの雪隠で一日中しゃがんでいたんだ」と答える。
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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『古典・新作 落語事典』瀧口雅仁、丸善出版、2016年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

