落語の演目

湯屋の娘ゆやのむすめ

艶笑噺縁組み若旦那

評判の娘を嫁にもらった晩、花嫁が実家へ帰ってくるバレ噺。

あらすじ

ある湯屋の娘は評判の美人で、わざわざ遠くから湯にはいりに来る客がいるほどでした。番頭に連れられてきた若旦那がこの娘に一目ぼれし、親同士の話し合いで縁談がまとまります。

婚礼の晩、湯屋の夫婦がうれしいような寂しいような気持ちで話していると、表の戸をたたく音がします。開けてみると、嫁いだはずの娘が立っていました。

「こんなに遅くどうしたんだい」とわけを尋ねると、娘は婿が不具だと答えます。「どうしてだい」と重ねて聞かれ、娘はこう答えました。「だって、あそこがピーンと上を向いてました」

成立と背景

「考え落ち」と呼ばれる型のバレばなしです。娘は番台でいつも垂れ下がった品ばかり見ていたため、突っ立った状態に驚いたという仕掛けになっています。古今亭志ん好が演じました。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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