助平すけべい
女に誘われた客が、それは断ると言い張るバレ噺。
あらすじ
好き者の客が女郎買いに出かけました。どうせ体が減るものでもあるまいと開き直り、同じ相手と幾度も契りを結んで、とうとう六度にまで及びます。
さすがに女もあきれてしまいましたが、また同じことをねだられるのも業腹だと思ったのか、今度は女のほうから、もう一つやりましょうと持ちかけました。
客はこう言って断りました。「おれはそんな助平じゃねえ」
成立と背景
類話が多く伝わる噺で、回数の設定はさまざまです。十一回では半端だから十二回、つまり一ダースにしようという型も伝わっています。
この演目を調べる・聴く
- 国立国会図書館サーチ
この演目の本・速記本・レコードの目録。誰が演じ、いつ出たものかが分かります。
- 歴史的音源(れきおん)
戦前を中心とした録音。同じ演目を誰が吹き込んだかが並びます。
- 歴史的音源(自宅で聴ける分だけ)
上の検索を、インターネット公開されている音源だけに絞ったものです。
落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『増補 落語事典』東大落語会 編、青蛙房、1979年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

