落語の演目

子造りこづくり

艶笑噺聞き違い見立て殿様

田舎を見物する殿様が、稲作と人の営みを取り違えて尋ねるバレ噺。

あらすじ

ある殿様が家来を連れてお忍びで田舎へやってきました。道すがら畑を見て「これはなんじゃ」と尋ねると、供の者が「ダイコンやイモなど、野菜をつくるところでございます」と答えます。

向こうで男女がしゃがんでいるのを見て尋ねると、「田んぼと申しまして、百姓が苗を植えて米をつくっておりますので……」との返事でした。「米は一年に何度できるのじゃ」「一年に一度でございます」

そのとき、少し離れたところで、男が女に覆いかぶさるようにして腰を使っているのが目に入りました。殿様が「あれはなにをしているのじゃ」と尋ねると、供の者は「はあ、あれはその……子供をつくっておりますので……」と答えます。

「子供は一年に何度ぐらいできるのじゃ」「早くて一年に一度、まあふつうは三、四年かかります」殿様は不思議そうにこう尋ねました。「そのように長くかかるのに、どうしてああ急ぐのじゃ」

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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