落語の演目

鯉舟こいぶね

滑稽噺上方落語が原話若旦那按摩

舟の上で鯉をさばこうとすると、鯉が心地よさそうにして逃げてしまう話。

あらすじ

床屋が町内の若旦那を誘い出し、芸者や幇間を連れて淀川へ舟遊びに出かけました。網打ちをすると大きなコイがかかったので、さっそく舟の中で床屋が料理にとりかかります。

床屋が出刃包丁の背でコイの腹をそっとなでてやると、コイは「あんまをしてくれているな」と喜びました。顔のあたりをなでると「ひげを剃ってくれているな」とまた喜びます。

床屋がはらわたを取ろうとしたとたん、コイはビョンと跳ねて川の中へ飛び込んでしまいました。「あーっ」と声を上げると、コイがひょいと顔を出し、ほおをなでながらこう言いました。「床屋はん、こっちもやってくれ」

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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