落語の演目

喧嘩の仲裁けんかのちゅうさい

滑稽噺上方落語が原話喧嘩大家

仲裁の礼に古い酒切手を持って行った二人が、家主に持て余される話。

あらすじ

長屋に住む二人が、けんかの仲裁をしてもらった礼を言いに家主のところへやって来ました。手みやげにと酒の切手を持って来ており、これを酒に換えて来てほしいと頼みます。

ところが、二人が持って来たのはとんでもなく古い、とうの昔に期限が切れて使えなくなっていた切手で、それがすぐに見破られてしまいました。二人はすっかり困り果ててしまいます。

そのあともしきりにちぐはぐなやりとりを続けるばかりで、話は一向にかみ合いません。困り果てた家主は、しまいに二人にこう告げました。「つき合っている時間がないから帰ってくれ」

成立と背景

別の演目である「長持」の前半部分だけを切り離して独立させた噺のため、まとまったサゲは付いていません。先々代の桂春団治がこれを演じたレコードが今も残されています。

この演目を調べる・聴く

落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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