有馬のおふじありまのおふじ
別題: 雪解の富士、不動床
囲った女を家に迎えた旦那の留守に、権助がその女の話をすると女房の顔つきが変わる話。
あらすじ
ある大店の旦那が、上方で親しくなった湯女を連れ帰り、浅草の馬道に囲いました。感づいた本妻は費用がかさむからと家へ迎え入れることを勧め、しばらく三人で暮らします。
女のほうがかえって心苦しくなり、上方へ帰していきました。翌年の五月の末、旦那と権助が外出し、権助だけが先に戻ります。
旦那は馬道のおふじさんへ回ったと権助が言うので本妻は色をなしますが、参詣先の名だと分かって恥じ入り、内緒にしてくれと頼みます。権助は、話をしたときの顔つきを土産の細工物にたとえて返します。
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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『増補 落語事典』東大落語会 編、青蛙房、1979年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

