落語の演目

雪こかしゆきこかし

音曲噺義太夫職人

別題: お寒かろう

浄瑠璃を習う職人が、木遣りの節に引きずられてしまう話。

あらすじ

浄瑠璃の忠臣蔵九段目の冒頭部分は、雪こかしと呼ばれています。「酒がほたえる雪こかし、雪がこけいで雪こかされ」という文句が出てくるためです。

ある職人が浄瑠璃の稽古に通い、この雪こかしを習うことになりました。

「お寒かろうと吝気せぬ、詞の塩茶酔いざまし」というあたりまで来ると、職人の癖で木遣りの調子になってしまいます。「詞の塩茶エンヤラエー」「それからどうした」「酔いざましじゃぞえー」

成立と背景

浄瑠璃の節がついてはじめて成り立つ趣向で、忠臣蔵の浄瑠璃になじみが薄れた近年は演じ手が少なくなっています。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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