落語の演目

吉野の山薯よしののやまいも

艶笑噺見立て参詣

山芋を掘る若い男が穴に半身を入れたところへ、山伏の一行が通りかかるバレ噺。

あらすじ

人けのない吉野山の奥で、若い男が山芋を掘っていました。芋が深いので掘り進むうち、腰から上を穴の中に入れ、下半身だけを地上に出した格好になります。

そこへ大峰山から下りてきた山伏が通りかかりました。山伏は男を上から押さえつけ、山ごもりの鬱憤を晴らして去っていきます。

男がやっと起き上がったところへ友だちが通りかかったので、たったいま山伏が尻から出て行った、あんな大きな者が出たから壊れたかもしれないので見てくれと頼みました。

友だちがのぞいて言います。「こりゃ大変だ。まだ山伏が出てくるらしいぞ」「見えるか」「姿は見えないが、奥のほうでプープーとホラ貝を吹く音が聞こえている」。

成立と背景

屁をほら貝の音に見立てたサゲです。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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