関所せきしょ
一芸なければ通さない関所に、さまざまな芸人が次々と現れる話。
あらすじ
ある関所では、何か一つでも芸のできる者でなければ、通行を許しませんでした。そこを通ろうとする旅人たちの中には、さまざまな芸を身につけた芸人が交じっています。
関所にさしかかった芸人たちは、めいめい得意の音曲やその他の芸をひとつずつ披露しては、番人に通行を認めてもらっていきます。
芸人が入れ替わり立ち替わり芸を見せていくうちに、関所を通ろうとする一同がひととおり出そろい、一幕が締めくくられます。
成立と背景
寄席の大切りでは、大勢の芸人が道行く人に扮して一人ずつかくし芸を披露する、この演目に近い趣向で演じられることもあったといいます。
この演目を調べる・聴く
- 国立国会図書館サーチ
この演目の本・速記本・レコードの目録。誰が演じ、いつ出たものかが分かります。
- 歴史的音源(れきおん)
戦前を中心とした録音。同じ演目を誰が吹き込んだかが並びます。
- 歴史的音源(自宅で聴ける分だけ)
上の検索を、インターネット公開されている音源だけに絞ったものです。
落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『増補 落語事典』東大落語会 編、青蛙房、1979年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

