三人娘さんにんむすめ
山家に泊まった旅の男を、三人の娘が代わる代わる確かめるバレ噺。
あらすじ
山奥に、母親と三人の娘だけが暮らす一家がありました。あるとき旅の男を一晩泊めてやることになります。
男が風呂に入っていると、娘たちがのぞき見て、体にしっぽのようなものがついていると不思議がり、さわらせてほしいとせがみました。親切にもてなされている手前、男も無下に断れません。
末の娘が最初にさわって「フニャフニャしてる皮だけみたいなものよ」と言い、続いて中の娘がさわって「皮だけというほどやわらかくはないわ。肉の棒よ」と言いました。
最後に姉娘がさわって言いました。「うそよ。大きな骨よ」
成立と背景
男女の情を扱ったバレ噺です。三人の娘の言葉によって、男の体の変化が段階を追って表されています。
この演目を調べる・聴く
- 国立国会図書館サーチ
この演目の本・速記本・レコードの目録。誰が演じ、いつ出たものかが分かります。
- 歴史的音源(れきおん)
戦前を中心とした録音。同じ演目を誰が吹き込んだかが並びます。
- 歴史的音源(自宅で聴ける分だけ)
上の検索を、インターネット公開されている音源だけに絞ったものです。
落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『増補 落語事典』東大落語会 編、青蛙房、1979年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

