落語の演目

握り飯にぎりめし

艶笑噺夫婦女房

言葉を言い換えるよう頼まれた夫婦の、その言葉が意味を持つバレ噺。

あらすじ

大工の留公は、惚れて女房にもらった相手といたってその方面が好きで、家に帰って敷居をまたぐかまたがないかのうちに求めてしまいます。

近所に聞こえては具合が悪いので、女房はその言葉を何か別の言い方に変えてくれるよう頼み込み、以後は「腹が減った」ということにしました。

ある日、屋根の上で仕事をしていた留公は、向かいの家で昼間から睦み合っている様子が目に入り、とうとうこらえきれずに一人で済ませてしまいます。

その日、家に帰った留公は何も言わずがっくりしており、様子のおかしさに気づいた女房が「おまえさん、今日はおなかすかないのかい」と尋ねました。

留公はこう答えました。「うん、今日は出先で握り飯を食べた」

成立と背景

数ある艶笑噺の一つで、主人公を大工ではなく植木屋に変えて演じる型も伝わっています。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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