落語の演目

熊公の顔くまこうのかお

艶笑噺夫婦女房

たらいに映して見せる夫婦を、屋根から覗く男の話。

あらすじ

長屋の熊公がぼんやりしていると、隣の夫婦の話し声が聞こえてきました。自分のかみさんの下腹部を見たことがないと、亭主が皆に馬鹿にされたというのです。

亭主に頼まれた女房は、しかたなくたらいの上にまたがり、水に映った姿を見てもらうことにしました。これを聞きつけた熊公は、屋根に上がって引き窓からのぞき込みます。

たらいの中をのぞきこんだ亭主が言いました。「おめえのアレは、熊公の顔にそっくりだ」

成立と背景

「紺屋高尾」のサゲから思いついた噺だと考えられています。

この演目を調べる・聴く

落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

← 落語の演目一覧へ