落語の演目

一眼国いちがんこく

滑稽噺長屋旅噺

一つ目の人ばかりが住むという国を訪ねた香具師が、見つけた女の子を連れ去ろうとして捕らえられ、逆に見世物にされてしまう話。

あらすじ

各地を巡る巡礼者の世話をしていた香具師が、何か珍しいものを見なかったかと尋ねると、眼が一つしかない人ばかりが暮らす国があるという話を聞き出す。教わった通りに旅に出てみることにする。

たどり着いた原っぱで遊んでいた一つ目の女の子を見つけ、連れて行こうとすると、女の子が大声で泣き出してしまう。騒ぎを聞きつけた大勢の人に取り押さえられ、香具師は代官所に連れて行かれる。

代官所の周りを見回すと、そこに集まっている者はみな一つ目ばかりで、香具師は驚いてしまう。やがて呼び出された香具師の顔を代官がのぞきこみ、目が二つあることに気づく。

目が二つあることに気づいた代官が、「調べは後回しだ、早速見世物に出せ」と命じるところで終わる。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 古典・新作 落語事典瀧口雅仁丸善出版2016年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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