落語の演目

絵図えず

艶笑噺大家

別題: かわらけ

物思いの理由を言えない娘に、乳母が絵を描いて尋ねるバレ噺。

あらすじ

大家に大事に育てられた娘が、年ごろになるにつれてふさぎ込み、家の者と口もきかず、食事も進まなくなりました。親がいろいろ尋ねても答えません。

そこで、親より親しくしている乳母が聞き役になります。誰にも言わないから打ち明けてくれと頼むと、娘は恥ずかしくて言えないと口ごもりました。

それでは絵を描いてお目にかけますからと言って、乳母が女の体の絵を描き始めます。上のほうに毛を描き添えようとすると、娘が「それがないのじゃ」と言いました。

乳母が答えます。「でもこれがないと、上下がわかりません」。

成立と背景

原話は明和九年に出た小咄本所収の「絵図」です。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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