ぽかんぽかんぼかんぼかん
入れ眼で女に会いに行った男が、口づけのはずみで音を立てる話。
あらすじ
吸うとぽかんぽかんと音の鳴るおもちゃが流行っていたころの噺です。ある男が入れ眼を使って、なじみの女のもとへ会いに出かけました。
女は男の目を見て「あら、おまえさん、眼がなおってよかった。いい男になったね」と大喜びし、男に抱きついて口づけをします。
そのはずみで、男の入れ眼が「ぽかんぽかん」と音を立てました。
成立と背景
流行したおもちゃが廃れるとともに演じられなくなった噺だといいます。原話は安永二年に出た「再成餅」に収められている「目の玉」とされています。
この演目を調べる・聴く
- 国立国会図書館サーチ
この演目の本・速記本・レコードの目録。誰が演じ、いつ出たものかが分かります。
- 歴史的音源(れきおん)
戦前を中心とした録音。同じ演目を誰が吹き込んだかが並びます。
- 歴史的音源(自宅で聴ける分だけ)
上の検索を、インターネット公開されている音源だけに絞ったものです。
落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『増補 落語事典』東大落語会 編、青蛙房、1979年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

