由良之助ゆらのすけ
瑶泉院に頼まれた品を届けた由良之助への、言葉をかけたバレ噺。
あらすじ
主君の仇・高師直をつけねらう大星由良之助は、南部坂に寂しく暮らす亡き主君の未亡人・瑤泉院のもとを訪ねては、なぐさめていました。
ある日瑤泉院は由良之助に、内緒にしてほしいと前置きしたうえで、こっそりとなぐさみの道具を手に入れてほしいと頼みます。由良之助は張形を求めて贈りました。
翌日、瑤泉院は待ちきれずに尋ねます。「由良之助はまだか」「はい、まだ参上いたしません」待ちくたびれたころ、ようやく由良之助が姿を見せました。「おお、遅かりし由良之助」
成立と背景
バレばなしで、サゲは『忠臣蔵』四段目の「遅かりし由良之助」をもじったものです。
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- 国立国会図書館サーチ
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- 歴史的音源(れきおん)
戦前を中心とした録音。同じ演目を誰が吹き込んだかが並びます。
- 歴史的音源(自宅で聴ける分だけ)
上の検索を、インターネット公開されている音源だけに絞ったものです。
落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『増補 落語事典』東大落語会 編、青蛙房、1979年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

