四枚鰈よまいかれ
祝儀の鰈の枚数をとがめられた手代が、言葉にかけて言い抜ける話。
あらすじ
手代が旦那のもとへ、歳暮の祝いだといって、カレイを四枚、台にのせて届けさせました。
旦那はこれを見てたいそう腹を立て、手代を呼びつけてとがめます。「五枚くれればよいものを、わざわざ悪い数でくれたのはどういうわけだ」
手代はかしこまって答えました。「歳暮のお四まいも、四かれという心で上げました」旦那はこれを聞いて納得した様子でこう答えました。「そうか、おれはまた四ひっつけて四かれいかと思った」
成立と背景
上方に伝わる噺で、原話は安永二年に江戸で出た『地口須天宝』に収められている江戸小咄の「歳暮」とされています。
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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『増補 落語事典』東大落語会 編、青蛙房、1979年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

