落語の演目

つんぼ茶屋つんぼぢゃや

滑稽噺上方落語が原話若旦那

背中に字を書かせる耳の遠い客が、頼み事に気づかない話。

あらすじ

耳の遠い旦那が、なじみの茶屋で遊んでいました。旦那は声が聞こえないので、言いたいことがあれば背中に指で書いてほしいと、居合わせた芸者に頼みます。

芸者はそれをよいことに、旦那には内容が伝わらないのに乗じて、背中に「お気の毒ながら金十円貸して」と指で書きました。お金を無心する言葉を、こっそり書きつけたのです。

旦那はその意味に気づかないまま、こう言いました。「ええさわってな。こそばいこそばい」

成立と背景

上方に伝わる小ばなしで、原話は『きのふはけふの物語』という本の下巻拾遺七に載っているとされています。

この演目を調べる・聴く

落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

← 落語の演目一覧へ