落語の演目

使い賃つかいちん

滑稽噺小僧銭勘定

礼儀を教えた絵師が、そのまま使い賃まで渡すことになる話。

あらすじ

ある小僧が、絵の出来を確かめに画工のもとへ使いに出されました。ひとつめの画工のところでは、催促に行くと使い賃をくれました。

次の日、別の画工のところへ同じように使いに行くと、今度は使い賃をもらえないうえに、絵がまだ仕上がっていないと怒られて、そのまま追い返されてしまいます。

その翌日、小僧はまたその画工のところへやって来て、ずかずかと座敷に上がり込み、絵の催促をしました。画工は「おまえは礼儀を知らない。こういうふうにするものだ」と言って、小僧を机の前に座らせ、手をついて「絵はおできになりましたか」とやってみせます。

小僧はそれを見て「ああ、できています。ご苦労さまでございます」と受け答えをしました。そして反古紙を拾い集めておひねりをこしらえると、こう言いました。「これは少ないですが、使い賃だよ」

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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