落語の演目

殿集めとのあつめ

滑稽噺大家

清水の舞台から飛び降りると聞いて集まった見物と、娘の思惑の話。

あらすじ

京都のさる大家に生まれた娘が、清水の舞台から飛び降りるつもりだという噂が広まり、それを見ようと大勢の見物人が集まってきました。

なぜ娘が飛び降りるのかとしつこく尋ねられて困っている者、娘には横根ができたので、それを治すために飛ぶのだと勝手に決めつける者、娘が思いを寄せているのは自分だと言い張る浪人など、さまざまな見物人が集まっています。

そこへ、うわさの娘本人が、女中を三、四人したがえて、華やかに装って姿を見せました。舞台の上に立つと、集まった見物人たちをぐるりと見渡します。

ところが、何を思ったのか娘は急に供の女中をつれて帰りはじめました。だまされたと知った見物人は大騒ぎになり、あとからぞろぞろついて行きます。

娘は供の者にこう言いました。「あれだけ殿御を集めても、好い男はないものじゃなあ」

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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