落語の演目

痰医者たんいしゃ

滑稽噺医者上方

どんな死因にも痰が絡んでいると説く医者の、こじつけの話。

あらすじ

痰はあらゆる病に関わっていると力説する医者がいました。首をくくった話にはタン気のせい、事故に遭った話には油ダンのせい、強盗に手向かって落命した話にはだいタンのせいだと、こじつけては説明します。

しまいには、身重の女性まで痰がからんでいると言い出したので「妊娠は病気ではないだろう」とあきれられてしまいました。

医者はこう切り返しました。「でも、生まれてくる子はいとタンか、ぽんタンか」

成立と背景

大阪に伝わる噺で、原話は元禄十一年に京都で刊行された『初音草噺大鑑』巻三所収の「病論はいひ勝ち」です。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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