落語の演目

小便替物しょんべんかえもの

滑稽噺上方落語が原話武士

橋から用を足した侍が、投げ返された大根を土産と受け取る話。

あらすじ

京都から大阪見物にやってきた侍が、道中で小便をどうにもがまんできなくなり、難波橋の上から下へ向けて用を足してしまいました。

ちょうどそのとき橋の下を大根を積んだ船が通りかかり、船頭に小便がかかってしまいます。

怒った船頭でしたが、橋の上までは手が届かないので、仕返しとばかりに大根を投げつけました。

侍は投げつけられた大根を受け止めて言いました。「大坂の人はなんとも律儀なものだ。小便をくれてやったら、こうして大根のお返しをよこした」

成立と背景

江戸時代、京都や大阪の住民の屎尿は近郊の農村で肥料として使われていましたが、奉行所が不浄な品としての商品化を禁じたため、野菜と交換で汲み取られていました。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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