落語の演目

七兵衛しちべえ

滑稽噺泥棒上方

別題: 高兵衛、裏の高兵衛

泥棒に読み方を教えた漢学者が、逆に言い返される短い話。

あらすじ

ある漢学者の家に泥棒が入りました。学者は泥棒に金を与えたうえで「そのほうの名は何という」と尋ねます。

泥棒が「七兵衛と申します」と答えると、学者は「学がないな。同じいうなら七びょうえというものだ。兵はひょうと読むのが正しい」と得意げに直し、「してどこから忍び込んだのだ」と重ねて聞きました。

泥棒は「裏の練びょうえから入りました」と答えました。

成立と背景

初代三遊亭遊三はこの小ばなしを「碁泥」の枕に使っており、大阪では名を高兵衛に変えて「裏の高びょうえを越えて入りました」という結びで演じられます。

原話は安永二年に出た「坐笑産」に収められている「盗人」です。

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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。

出典

  1. 増補 落語事典東大落語会 編青蛙房1979年

上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

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