真田山さなだやま
夢のお告げで金を掘りに行った男たちが、出てきたものに落胆する話。
あらすじ
欲の深い男が、真田山に埋めてある大金を掘り出してくれと訴えるように言われる夢を、毎晩見るようになりました。たまらず仲間を誘い、二人で真田山へ掘りに出かけます。
しばらく掘り進めると瓶が出てきたので、二人は大喜びします。ところがそこへ女の幽霊が現れ、「私はとらといい、娘の名はかねと申します。その瓶の中にある子供の骨がひと目見たくて、毎晩迷い出てまいりました」と告げました。
欲の深い男たちは顔を見合わせ、「ああ、これじゃまるでくたびれもうけじゃないか」「これがほんとの、骨の掘り損だ」とぼやきました。
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落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『増補 落語事典』東大落語会 編、青蛙房、1979年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

