六段目ろくだんめ
忠臣蔵六段目を、鳴り物の違いから茶化して聞かせる地噺。
あらすじ
忠臣蔵の六段目という芝居の一場面を、鳴り物の違いを見せながら茶化していく地ばなしです。
勘平が切腹する場面の「武運につきたる勘平が、身の成り行き思いやれと、血走る眼に無念の涙」というせりふは、三味線を入れて演じるからこそ様になるものです。これを木魚に替えて聞かせるとどうなるかという趣向が続きます。
木魚でやってみせると「武運につきたる勘平が……ボクボク」となり、これでは芝居になりません。
成立と背景
かつては三遊亭円歌が得意にしており、現在では金原亭馬之助が演じています。
この演目を調べる・聴く
- 国立国会図書館サーチ
この演目の本・速記本・レコードの目録。誰が演じ、いつ出たものかが分かります。
- 歴史的音源(れきおん)
戦前を中心とした録音。同じ演目を誰が吹き込んだかが並びます。
- 歴史的音源(自宅で聴ける分だけ)
上の検索を、インターネット公開されている音源だけに絞ったものです。
落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『増補 落語事典』東大落語会 編、青蛙房、1979年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

