鬼笑いおにわらい
地獄で鬼を笑わせろと命じられた噺家が、一言で笑わせる話。
あらすじ
落語家が死んで地獄へ行きました。閻魔大王に、自分は人を笑わせるのが商売だと申し立てます。
それならばと、百年このかた笑ったことのない悪鬼羅刹という鬼がいるから、これを笑わせてみろと命じられました。笑わせたら極楽へやると言われ、落語家は喜びます。
落語家は、娑婆の話をしましょうと言って、悪鬼羅刹の耳もとで何かささやきました。とたんに鬼が笑い出します。
驚いた閻魔が、いったい何を申したのかと尋ねました。「へえ、手前は来年のことを申しました」。
成立と背景
二代目三遊亭金馬が演じました。
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- 国立国会図書館サーチ
この演目の本・速記本・レコードの目録。誰が演じ、いつ出たものかが分かります。
- 歴史的音源(れきおん)
戦前を中心とした録音。同じ演目を誰が吹き込んだかが並びます。
- 歴史的音源(自宅で聴ける分だけ)
上の検索を、インターネット公開されている音源だけに絞ったものです。
落語は演者によって筋やサゲの細部が変わります。ここに書いたあらすじは一つの形で、 実際の高座とは違うことがあります。
出典
- 『増補 落語事典』東大落語会 編、青蛙房、1979年
上の本で確認した事実をもとに、文章は寄席ミルが書き起こしたものです。本文の引き写しはしていません。

